2014 March

Paris

 
 
 
ポンピドーセンターで「Henri Cartier Bresson 」展を見る。20世紀を代表す る写真家であり、写真の真髄目でも具現化した人物、と言われるブレッソン。 500点にものぼる写真、デッサン、絵画、映画、 文章と多岐に渡り彼の人生 そのものを網羅している。小型レンジファインダーを駆使して主にスナップを撮 影ていたブレッソン、「決定的瞬間」は歴史 に残る写真集。1947年にロ バート・キャパラと共に国際写真集団「マグナム・フォト」を結成したことでも 知られる。15歳の頃から写真や芸術に 目覚め、シュルレアリズムに影響され たり、キュビズムの彫刻家に師事していた時代もあると言う。シュルレアリズム の写真家マン・レイに大きく影響 を受けて写真家になったと言うことを初めて 知った。「マグナム」は今もサンジェルマン・デ・プレにあるので時々覗く。

 

Paris

 
 
お気に入りのヴェトナム・レストランはその昔サイゴン(現ホーチミンシ ティー)陥落の時にフランスに亡命した大学教授が始めて、パリに来る留学生 を受け入れていた。今も料金の一部はヴェトナムからの奨学生の補助になるシス テム。気軽なヴァトナム食堂かと思いきや、実は骨太なポリシーと歴史 がある のこのレストラン、定期的にある写真展も大変高尚。今回は「ヴェトナムの女性 の今、昔」、PHOをすすりながらもさまざま考える・・・。

 

Paris

 
 
久しぶりにポンピドーセンターに来ると、さまざまな展覧会、討論会、ビデオ アート、映画・・・と一日居ても全部は見られない。フォアイエを飾る巨 大オ ブジェも毎回相当なヴォリューム。搬入、搬出も大変そう。

 

Paris

 
 
 
SPECTACLES VIVANTS はポンピドーセンターで定期的に開催しているコンテンポ ラリー・ダンスのシリーズ。前衛的なものからクラシックなものまで幅広い。

 

Paris

 
 
 
 
 
expo index パフォーミング・アートを「展覧会」と言うのは難しいと思うけれど、ポンピ ドーセンターではこんな事も良くある。フォアイエでポーズをしているダ ン サーに導かれるように会場に入ると、観客ともダンサーとも言えない人達が、 次々に不思議なポーズを・・・。その間を子供がポカンとした表情で歩 いてい る。これこそパフォーミング・アート?静かな西日の差し込む午後、何とも言えない不思議な感覚 に包まれる。 page top

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